ボルボFH – 25年間の技術革新

ボルボFHは大成功を収めています。 ドライバー、オーナー、安全性、ビジネスに貢献する技術革新で世界を変え続けています。 「人々が新たなアイデアを探求できる文化を育む必要があります。 そのアイデアを取り入れ、お客様に価値を提供できる仕組みが必要です」グループ・トラックス・テクノロジーでFHの製品マネージャーを務めるStaffan Rödjedalはこう述べています。

ボルボFHの技術革新の年表

技術革新と新機能 – ボルボFHは進化を続けます。

1993年、ボルボ・トラックは、史上最も進化したトラックを世界に発表しました。 ボルボFHです。
D12Aエンジンやボルボ・エンジン・ブレーキなどの機能を備え、技術仕様はすばらしいものでした。 しかし、それ以上に好印象を与えたのはドライバーを重視したことでしょう。 ボルボFHはドライバーの夢となり、今後もドライバーの夢であり続けます。 新たなキャビンは、ドライバーの状況を理解したうえで設計されました。 トラックは仕事環境であり、運転だけではなく、休憩や睡眠も行う場所です。 ボルボ・トラックは、1,500人を超えるドライバーやトラック利用者と連携して幅広いな試験を行い、まったく新しい体験をもたらす新たなキャビンを根本から構築することができました。
「私たちはドライバーを中心に考えることにしました。 今もその姿勢は変わりません」グループ・トラックス・テクノロジーの製品プランニングでディレクターを務めるMats Karlsson Lindhはこう語っています。
現在も、ボルボFHはトラック体験を進化させ続けています。 完璧なステアリング制御を実現すると同時にドライバーの疲労障害を抑えるボルボ独自のステアリング補助機能など、さまざまな機能の開発を通じてボルボ・トラックはさらなる発展を推進しています。

ボルボFHを取り巻くストーリーは1980年代半ばに始まりました。 ボルボ・トラックは多様な市場向けに幅広いトラックを揃えましたが、プロセスの向上と製品プログラム用の共通プラットフォームが必要でした。 FHによって、ボルボ・トラックは未来の技術革新に向けた青写真を描きました。 その開発において重要な突破口の1つとなったのが、新たなシャーシでした。 このダイナミックな設計を共通の土台としてエンジニアは継続的に開発に取り組み、各ニーズに応じてカスタマイズした機能を作り出せるようになりました。

ボルボFHモデルの空気力学試験

ボルボFHで初めて空気特性調査が行われました。

「私はこのインダストリアル・プロセスの向上をボルボ・トラックの心と頭の入れ替えと説明しています。 これにより私たちの働き方が変わりました」と、当時プロジェクト・マネージャーを務めていたJan Johnssonは語っています。

前述のとおり、ボルボFHはドライバーのトラックですが、ボルボはお客様のビジネス・ニーズも理解しています。 これは、今日と同じように登場当時も重要でした。
「設計で空気特性を調査したのはボルボが初めてでした。 その調査によって、お客様が望む燃料消費量の低減を実現することができました」とMats Karlsson Lindhは述べています。

シャーシも、明確なビジネス視点のもとで、さまざまな積載量を考慮した柔軟性のあるソリューションとともに開発されました。 ボルボ・トラックは現在、お客様のためにさらなる燃料削減ソリューションを追求することに全力を注いでいます。 I-シフト・ソフトウェアの改良、タンデム・アクスル・リフト、I-パーククール、ドライバーのためのフュエルウォッチ・トレーニング、I-Seeの予測可能なクルーズ・コントロールは最近の技術革新のほんの数例ですが、優れた成果をお客様に提供しています。

ボルボFHのステアリング操作をするドライバー

ボルボ・トラックが開発した新たな機能の多くは、実際のお客様の問題をスタート地点としています。

発展は決して止まりません。 そして、FHは進化を続けています。 ボルボ・トラックの取り組みは続きます。「多くの場合、きっかけはお客様が抱える実際の問題です。 たとえば、ステアリング補助機能の場合、ロータリーで軽くハンドル操作ができるソリューションを見つけたいと考えたのが1つの出発点となりました。 その調査中に、新たな可能性を次々と見つけ、大きく進化を遂げたものがあります。 現在VDSと呼ばれる技術です」とStaffan Rödjedalは述べています。
優れたアイデアを育むことと創造性は、技術革新を成功に導くプロセスにおける重要な2つの要素であり、 熱心な取り組みもそうした要素の1つです。
「長く過酷な尺度で測る必要があります。 弊社が考えたように動作するまで、またお客様が期待したように機能するまで、何年もかけて各機能をテストし、試しています。」

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