ボルボFHの25の技術革新

ボルボFHは誕生当初から未来を変え続けています。 1993年に業界に大きな変革を起こしたボルボは、ドライバーの快適性、安全性、性能、およびビジネス適応性において新たな境地を開き続けています。ここでは、ボルボFHをトップに導いた25の技術革新と機能をご紹介します。

ボルボFH LNGトラック

25: ボルボFH LNG(2017年)
ボルボ・トラックは常に、効率を高めるための新たな方法を模索し、持続可能なソリューションを見つけ出しています。 2017年には、ボルボFH LNGが登場しました。 液化天然ガスやバイオガスで走る大型トラックです。 このトラックは、CO2の排出を20~100%削減できます。 そのため、頻繁な地域内輸送や長距離輸送による気候への影響をさらに抑制することができます。
 

大荷重の積荷をテストするボルボFH


24: クローラー・ギア付きI-シフト(2016年)

新たに低いギアを搭載したことで、ボルボFHは劣悪な路面でより大きな荷重に対応できるようになり、ドライバーはさらに多くの仕事を引き受けられるようになりました。 帰り道に積荷なしで走行するときは、常に適切なギアを選択して燃料消費量を抑えることができます。

アクスルを浮かせたボルボFH


23: タンデム・アクスル・リフト(2015年)

駆動アクスルは、摩擦抵抗と転がり抵抗を発生させ、燃料消費量を増加させます。 必要ないアクスルは切り離して浮かせることができるため、帰り道ではアクスルを1つ浮かせることで燃料消費量を最大4%削減できます。 これは、行きは積荷を満載した状態で走行し、帰りは空の状態で走行するドライバーにとって理想的です。

デュアルクラッチを採用したボルボFH


22: I-シフト・デュアルクラッチ(2014年)

I-シフト・デュアルクラッチで、ボルボFHはレーシング・カーの技術をトランスミッションに取り入れました。 この技術により、特に勾配ではよりスムーズに走行できるようになりました。

ボルボFHのステアリング操作をするドライバー


21: ステアリング補助機能(2013年)
ステアリング補助機能はドライバーに新時代の到来を告げました。 ドライバーの意図を判断して1秒間に2,000回制御を行いながら、地形や風による影響を調整することで、ステアリングの負担を大幅に削減します。 これにより、ドライバーの首や背中にかかる疲労も軽減されます。 高速走行時、ステアリング補助機能によってドライバーは想定コースを安定して走り続けることができます。 低速走行で慎重な操縦が求められる場合は、積荷がどんなに重くても容易にステアリングを操作できます。

ボルボFH第4世代


20: 第4世代(2012年)

2012年、新型ボルボFHが登場しました。 ここではドライバーを支援する機能がさらに多く搭載されました。 キャビン・スペースには1㎥分の余裕が加わり、ウィンドウは視認性を高める目的でさらに大きくなりました。 シャーシの改良とあわせてハンドリングも強化されました。

ボルボFHの内装


19: I-パーククール(2012年)

ボルボFHの全体が作業空間であり、 居住空間でもあります。 良質な睡眠を取ることは、路上の安全を確保するうえで欠かせません。統合型クライメイト・ソリューションのI-パーククールによって、ボルボ・トラックは夜間においても適切な温度を維持できる新たなスタンダードを生み出しました。

山岳地を走行するボルボFH


18: I-See(2012年)
I-Seeソフトウェアによって、ボルボFHは走行した道路の情報を活用できるようになりました。 それまでの走行情報を基に、あらゆる起伏や勾配に対してインテリジェントなクルーズ・コントロールを適用して燃料節約効果を最大化します。

衝突警報を示すボルボFH


17: 緊急ブレーキ装備付き衝突警報装置(2012年)

ボルボFHは1993年からドライバーの安全を守り続けています。2012年に、ボルボ・トラックは緊急ブレーキ装備付き衝突警報装置を導入しました。 これは、レーダーとカメラを併用してトラックの前方の車両を特定するアクティブ・セーフティ機能です。

ボルボFH第3世代


16: FH第3世代(2008年)

2008年、ボルボFHは大規模なアップグレードを果たしました。 キャビンの内装デザインを一新し、ドライバーの快適性に新たなスタンダードをもたらしました。 フロントにも、新しいグリル、サンバイザー、ヘッドライトを採用し、特徴的な外観に刷新しました。

DASを示すダッシュボード


15: ドライバー・アラート・サポート(2008年)

ボルボ・トラックは道路走行中の安全を守ります。 2008年、ドライバー・アラート・サポートが導入されました。 このシステムは路上の不安定な動きを検知します。 ドライバーに疲労の兆候が現れると、システムが音声による警告と視覚的なシグナルを発信します。

レーン・キーピング・サポート・ボタン


14: レーン・キーピング・サポート(2007年)

ドライバーの安全を守るため、レーン・キーピング・サポートは車線標示をカメラで追跡し、誤って車線境界線を越えた場合はそれをドライバーに知らせます。

 

山岳地を走行するボルボFH


13: ボルボ・エンジン・ブレーキ+(2006年)

1993年にボルボFHが登場したとき、ボルボ・エンジン・ブレーキは心躍る機能の1つでした。 このシステムは2006年にアップグレードされ、制動力が最大25%向上しました。 この結果、長い下り坂をよりリラックスして走行し、ホイール・ブレーキの負担を軽減できるようになりました。

ボルボFH第2世代


12: FH第2世代(2001年)

ボルボFHの第2世代で、新たなスタンダードが誕生しました。 すでに成功を収めていたトラックに多くの機能を追加し、ドライバーがより快適に仕事に取り組め、ビジネスにおいては収益を向上できる環境を実現しました。 デザインを一新したキャブでは空力特性も改善されました。 

ボルボFHのESPの図


11: ESP(車両挙動安定装置)(2001年)

2001年、ボルボ・トラックはトラックとトラクターの両方の連結に対応できる世界初の挙動安定装置を導入しました。 危険な場合はESPが介入し、エンジンの出力を低下させ、トラックおよびトレーラーの各ホイールに個別にブレーキをかけます。

ボルボFHの安全性試験


10: 衝撃吸収キャブ(2001年)
ボルボ・トラックは、安全性を向上するための新たな方法を常に取り入れています。 衝突した場合は、衝撃吸収キャブが衝撃を後方に伝えて、内部に生存空間を維持します。

ボルボI-シフト


9: I-シフト(2001年)

2001年、ボルボFHにI-シフト・ギアボックスが搭載されました。 トランスミッションの革命です。 これは自動ギア・チェンジ専用として開発されたトランスミッション・システムであり、それまでにこの技術をトラックに投入した企業はありませんでした。 これはボルボFHの大きな強みとなり、ドライバーは長距離輸送の際に最適なパフォーマンスを得て運転に集中できるようになりました。

 

ディスク・ブレーキ


8: 電子制御ブレーキ・システム搭載ディスク・ブレーキ(1999年)

トラックのすべてのパーツで優れた性能が求められます。 1999年、ボルボFHはディスク・ブレーキとEBSを組み合わせ、さらに多くの新しい機能を提供しながら、優れた応答性を実現しました。

ボルボの安全性試験


7: フロント・アンダーラン・プロテクション・システム(1996年)
安全性は、トラックの中にいる人にとってのみ重要というわけではありません。 ボルボFHは、乗用車と正面衝突した場合に後方に収縮することで、衝撃をいくらか吸収するように設計されています。 ボルボ・トラックがこの技術を導入したのは、装着が義務づけられるずっと前です。

エアバッグの安全性試験


6: エアバッグ(1995年)

世界初の大型トラック・メーカーとして、ボルボは1995年にドライバー・エアバッグを採用しました。

D12エンジン


5: D12Aエンジン(1993年)

D12Aエンジンによって、ボルボFHはスタートから大きくリードすることができました。 この新しいエンジンは卓越した性能を誇り、 1ユニット・インジェクター/シリンダー、オーバーヘッド・カムシャフト、4バルブ/シリンダーを備えていました。 運転したドライバーにとって、このエンジンは真に際立つ機能の1つでした。

森林の丘陵地を走行するボルボFH


4: ボルボ・エンジン・ブレーキ(1993年)

ボルボ・エンジン・ブレーキを搭載したボルボFHは最初から優れた制動力を発揮しました。 ホイール・ブレーキの負荷を軽減し、丘陵地ではより高い平均速度を確保しながら安全性も向上させました。

ボルボFHモデルの空気力学試験


3: 空気力学(1993年)

トラックとして初めて、ボルボFHでは空力特性を最適化するためにさまざまな風洞試験が実施されました。 これにより性能を向上し、燃料消費を抑制することができました。

ボルボFHの内装


2: キャブ(1993年)

ボルボFHが発売当初から心がけていた主要なメリットの1つは、ドライバー中心ということです。 キャブは、実際のドライバーが何度も試験を行ったうえで設計されました。 あらゆる判断はドライバーのニーズを念頭に置いて決定されました。 この結果、キャブは市場で高く評価されました。 ボルボFHは単に運転する場所ではなく、居住の場ともなりました。

2台のボルボFH


1: シャーシ(1993年)

ボルボFHトラックは、ボルボ・トラックにおける大きな構想の一部として製造されました。 最初からボルボFHを優れたものとした特徴の1つが、この新型シャーシでした。 このシャーシは、他のすべてのエンジニアが開発の基盤として使用できるようにと考えて設計されました。 これが安定性と創造性を生み出し、その後のトラックシリーズにおける成功の土台にもなりました。

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